部活と勉強は両立可能!部活をやりきって志望校合格も果たした高校生の話

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

「高校生になったけど、部活と勉強の両立ができるか心配だ」「勉強と部活の両立が難しくて部活を辞めようかと考えている」そんな悩みを持っている生徒さんも多いかと思います。

しかし、私の大学受験講師歴10年中で、毎日部活をしながらも志望校合格を果たした生徒さんも数多く見てきました。

「高校でも部活を最後までやりきりたい」と考えている皆様を応援したいと思い、記事を執筆しています。

筆者について

大学受験物理講師・ともくん

青森県出身。37歳。

経歴 東北大学物理学科→東北大学大学院理学研究科物理学専攻→公務員(教職ではない)→塾業界に転職。講師歴約10年(物理・数学)

歴代合格実績:旧帝大医学部、国公立大・私大医学部、東工大、旧帝大等多数

長い講師歴で数千人近くの生徒を送り出してきました。実際にいろいろな生徒と接する中で培った経験値を活かして、より多くの読者の皆様が将来の夢をかなえることができるようお手伝いできればと思っています。

目次

部活と勉強の両立はできる!両立するために必要なこと

結論を言うと、部活と勉強を両立することは可能です。

部活を続けることにメリットも当然あります。自分も高校時代部活を引退までやっていましたが、そこで得られたものは、後の人生の中でとても役立っています。

個人的に、部活の経験から得られたものは、以下のものが上げられます。

  • うまくなるための試行錯誤を繰り返す習慣ができた
  • 時間の使い方がうまくなった
  • 試合やレギュラー争いで、精神力・忍耐力をつけることができた
  • 同じ目標を共有できたことで、一生の友を得ることができた

等々です。私個人的には、部活でいい経験ができたので、皆さんに部活を嫌々やめてほしくはありません。ここでは、勉強と部活を両立する方法について説明していきたいと思います。

両立する方法①:授業時間を大切にする

皆さんは学校の授業にきちんと集中できていますか?授業中寝ていませんか?

一番大切にしなければならないのは、授業時間(学校、塾どちらも)です。

そもそも、授業をちゃんと理解して、授業時間内にある程度解決できていれば、後々それを取り返すために時間をとる必要はありません。

部活と勉強を両立している生徒は、皆、なるべく授業時間内にある程度解決できるよう努力しています。授業後の休み時間等の過ごし方も同様です。わからないことがあれば、その日のうちに質問に来て、解決してから家に帰ります。

どうしても授業中に眠くなるという気持ちはわかります。しかし、授業中寝てしまうのなら、家で勉強せずすぐに寝てしまった方がマシです。

両立する方法②:スキマ時間を大切にする

電車に乗っている間、休み時間、食事中、スキマ時間はいくらでもあります。もちろん、「家族とご飯を食べるときまで勉強しろ!!!」とは言いません。

しかし、講師側から生徒を見ていると、「友達とご飯を食べるのに1時間かかっている。無駄な時間だな。。。」なんてのをよく見かけます。

特に受験生、定期テスト前の高校1、2年生なんかは、塾での夜食でパンかじっている間の5分、10分、その間も単語帳や教科書見ているみたいな生徒は比較的結果を出してきますよね。

両立する方法③:無駄なスマホ時間をなくす

私もそうなのですが、「youtubeのショート動画を見ていたらいつの間にか時間が経っていた。。。」みたいな経験はしたことがあるかと思います。特に寝る前のスマホ時間は無駄でしかありませんよね。

もちろん、すべてのスマホ時間が悪とは言いません。

志望大学について調べるのも今ではほぼスマホですし、youtubeの授業動画とかは有効活用できるいいツールだと思います。

しかし、例えばスマホゲームに1時間とか、無駄なyoutube時間とかが多い人はスマホの使い方を見直した方がいいです。そういう人の対策としては、

  • 不要なアプリを消す。
  • 通知をオフにする。
  • 電源を切る。
  • 奥の手!スマホを封印する!

なんてどうでしょうか。

両立する方法④:定期テスト勉強に本気出す

定期テスト前の1週間は部活が完全に休みの学校が多いはずです(高総体前は忙しくなるかも)。

定期テスト1週間でなんとかなる人ばかりではないかと思いますが、この1週間にどれだけ勉強できるかは後々の勉強にも大きく影響してきます。

高校の内容は「昔習った内容を使って」がとても多いのが特徴です。定期テストでしっかり対策できれば、「昔習った内容」が授業に出てきてもきちんと授業についていけますし、いざ受験勉強に突入したときにも復習に時間がかかりません。

部活を最後までやりきって志望校合格を果たした高校生の話

前節で述べたとおり、部活と勉強を両立して3年間過ごすことは可能です。ここでは、実際、両立した生徒の例を紹介していきたいと思います。

生徒①:吹奏楽部で8月まで活動し、国立大学医学部に合格を果たしたA君の話

▼A君のプロフィール

  • 吹奏楽部ガチ勢
  • 高校:県内一の進学校

この高校の吹奏楽部はコンクールが8月くらいにあり、そこでの結果で全国大会に行けるかが決まります。1年生の時から吹奏学部に所属し、全国大会を目標に部活を頑張っていました。

忙しい部活ではあったのですが、部活がない夜はすぐに気持ちを切りかえて勉強モードに突入。この習慣を3年間続けていました。そもそもA君は数学が好きで半分遊びみたいな感覚もあったのだと思います。数学だけはどんなに疲れていてもずっとやっていました。いざ3年生、受験生に突入したときも数学は良くできていたので、受験生夏以降の追い込み時期にも「数学は安定してとれる」と心に余裕は持てたのだと思います。

生徒②:テニス部で6月まで活動し、難関国公立大に合格を果たしたBさんの話

▼Bさんのプロフィール

  • 公式テニス部
  • 高校:県内三番目くらいの進学校

Bさんはインターハイに行こうとか、そういった目標があったわけではないと思いますが、テニスが好きで「県内でできるだけ勝ちたい」というモチベーションで部活を続けていた生徒です。

めちゃくちゃ忙しい部活というわけではありませんでしたが、それでも標準的な忙しさの部活であったと思います。部活を夕方までやり、その後塾に来て自習室にこもるみたいな生活で3年間通塾してくれた生徒です。この生徒は、まぁストイックという感じ。わからないことはすぐ解決しようと質問に来ますし、どんなに疲れていても塾を絶対休みません。定期テスト勉強も前もって準備し、コツコツと積み上げて勉強している生徒でしたね。

生徒③:公式野球部で7月まで活動し、旧帝国大学に合格を果たしたC君の話

▼C君のプロフィール

  • 公式野球部
  • 高校:県内三番目くらいの進学校

C君は甲子園に行きたいという典型的な硬式野球部です。最終的には甲子園には行けませんでしたが、県内ベスト8だったか、ベスト4だったかくらいまでは行ったはず。公式野球部ですのでめちゃくちゃ忙しい部活です。どこの学校でも硬式野球部は忙しいですよね。

引退するまでは大会とか練習試合とかで塾を休みがちでしたし、可能な限りは勉強してはいましたが一番忙しい6月の定期テストなんかももう少しとれたよね~いう感じでした。この生徒がすごかったのは、引退した次の日からの受験モードの切り替えの早さでした。引退した次の日には過去問を解きまくるをやっていました。受験勉強のスタートは他の生徒に比べ出遅れてしまいましたが、取り返すのは一瞬でした。

部活を辞めて勉強にすべてをかけた高校生の話(成功例)

私のスタンスは「基本的に部活は辞めてほしくない」です。もう少し、時間を有効活用すれば、辞めなくても部活続けられると思うからです。

しかし、勉強のために部活を辞める!と決断した生徒も当然います。最後に、そういう生徒を1名だけ紹介したいと思います。

生徒④:高校2年生の夏に部活を辞め勉強に集中し、旧帝国大学に合格を果たしたD君の話

▼D君のプロフィール

  • 元バレー部
  • 高校:県内四番目くらいの進学校

D君は高校2年生の夏まで部活を一生懸命やっていましたが、どうしても〇〇大学(旧帝大)に行きたいから勉強に集中したいという理由で部活を辞めた生徒です。

こういう覚悟を決めた生徒というのはやはり強いです。理系でしたが、数学が弱点でしたのでその日から数学をはじめ、高2の末くらいにはほぼ弱点を克服していました。また、同時進行で数学IIIの内容も予習していたので、高3の頭には高校内容全て予習し終わっていました。英語・理科は苦労していましたが、数学に関しては高3の1年間すべてを入試問題に取り組めるという余裕のスケジュールで志望大学に合格を果たしました。

これくらい、覚悟決めて部活を辞めるのであれば、その選択肢は悪くないかなと思ってしまいます。

この記事のまとめ

以上、部活と勉強の両立は可能か?という内容について解説させて頂きました。

記事の内容をまとめると以下の通りです。

▼この記事のまとめ

  • 勉強と部活は両立可能
  • 両立するためには「①授業時間を大切にする」「②スキマ時間を有効活用」「③無駄なスマホ時間を削る」「④定期テストに本気出す」が必要

このほか当ブログでは、高校生活、大学受験に関する情報を多数掲載しています。あわせてご活用ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次