塾と部活は両立できる?忙しい高校生でも両立を成功させるコツを解説!

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高校生になると中学生のときに比べて部活が忙しくなることが多いです。特に体育会系の部活の場合、「土日も部活やら大会やらで時間がとれない」「学校の宿題も多く、こなすだけで精いっぱい」なんてこともあるかもしれません。

しかし、高校3年生になると、いよいよ大学受験が迫ってきます。部活を引退してから塾に入って受験勉強すればいいやなんて甘い考えでは、受験対策に十分な時間を確保できるとは言い難いので、部活をやりながら勉強と両立していくことが必要になってきます。

「高校生になったけど、部活をやりながら塾に通えるの?」

「部活と塾を両立させるためにはどうすればいいの?」

そんな悩みを持っている生徒さんの参考になるよう、部活と塾の両立を実現させるポイントについてご紹介していきたいと思います。

筆者について

大学受験物理講師・ともくん

青森県出身。37歳。

経歴 東北大学物理学科→東北大学大学院理学研究科物理学専攻→公務員(教職ではない)→塾業界に転職。講師歴約10年(物理・数学)

歴代合格実績:旧帝大医学部、国公立大・私大医学部、東工大、旧帝大等多数

長い講師歴で数千人近くの生徒を送り出してきました。実際にいろいろな生徒と接する中で培った経験値を活かして、より多くの読者の皆様が将来の夢をかなえることができるようお手伝いできればと思っています。

目次

塾と部活を両立することは可能?両立してきた生徒例

結論を言うと、塾と部活を両立することは可能です。実際、毎日部活をしながらも塾に通い、志望校合格を果たした生徒さんも数多く見てきました。

実際、両立した生徒の例を紹介していきたいと思います。

生徒①:吹奏楽部で8月まで活動し、国立大学医学部に合格を果たしたA君の話

▼A君のプロフィール

  • 吹奏楽部ガチ勢
  • 高校:県内一の進学校

この高校の吹奏楽部はコンクールが8月くらいにあり、そこでの結果で全国大会に行けるかが決まります。1年生の時から吹奏学部に所属し、全国大会を目標に部活を頑張っていました。

忙しい部活ではあったのですが、部活がない日に個別数学の授業を受講し、1、2年生のうちからコツコツと数学だけは積み重ねてきました。大学受験は1科目抜群にできる科目があるとだいぶ楽なものです。常に数学だけは安定してとれていましたので、残りのメイン科目(英語理科)を上げるだけの状態で受験生を迎えることができました。最終的に高校3年生になってから受講科目を増やし、国立大学医学部に現役合格を果たしました。

生徒②:公式野球部で7月まで活動し、旧帝国大学に合格を果たしたB君の話

▼B君のプロフィール

  • 公式野球部
  • 高校:県内三番目くらいの進学校

B君は甲子園に行きたいという典型的な硬式野球部です。最終的には甲子園には行けませんでしたが、県内ベスト8だったか、ベスト4だったかくらいまでは行ったはず。公式野球部ですのでめちゃくちゃ忙しい部活です。どこの学校でも硬式野球部は忙しいですよね。

引退するまでは大会とか練習試合とかで土日の塾の集団授業は休みがちでしたが、平日夜の塾の授業はほぼ休んだことはありません。自学時間もしっかりとっており、学校、部活、塾、自習のメリハリが上手でスマホで無駄な時間なんてのはほぼ見たことないような真面目な生徒でした。

塾と部活を両立するコツ

ここでは、塾と部活を両立するポイントについて説明していきたいと思います。両立するためのポイントは以下の4つです。

  • 部活も塾も絶対休まない
  • メリハリをつけた生活を送る
  • スキマ時間を有効活用する
  • 通塾負担の少ない塾を選ぶ

ポイント①:部活も塾も絶対休まない

一度休んでしまうと休み癖がついてしまうので、両立させるのであれば多少のことで塾や部活を休んではいけません。大会と塾がかぶってしまったというのはしょうがない部分はあります。しかし、例えば疲れたから今日は休む、課題がいっぱいあるから今日は休むなんてのはサボる口実になってしまい癖になってしまうので、そこは自分を律しましょう。

ポイント②:メリハリをつけた生活を送る

部活するときは部活する、勉強するときは勉強する。このメリハリが両立するのに重要になってきます。

私もそうなのですが、「youtubeのショート動画を見ていたらいつの間にか時間が経っていた。。。」みたいな経験は誰もがしたことがあるかと思います。特に寝る前のスマホ時間は無駄でしかありませんよね。もちろん、すべてのスマホ時間が悪とは言いません。しかし、例えばスマホゲームに1時間とか、無駄なyoutube時間とかが多い人はスマホの使い方を見直した方がいいです。そういう人の対策としては、

  • 不要なアプリを消す。
  • 通知をオフにする。
  • 電源を切る。
  • 奥の手!スマホを封印する!

なんてどうでしょうか。

ポイント③:スキマ時間を有効活用する

電車に乗っている間、休み時間、食事中、スキマ時間はいくらでもあります。もちろん、「家族とご飯を食べるときまで勉強しろ!!!」とは言いません。しかし、講師側から生徒を見ていると「友達とご飯を食べるのに1時間かかっている。」なんて人がいます。それでいて「部活が忙しいから退塾します」みたいなことを言ってくる生徒を見かけますが、正直説教して差し上げようかと思うわけです。

スキマ時間でもやれることはあるはずです。友達とのご飯も10、15分ですませれば、できることは圧倒的に増えるはずです。

特に受験生、定期テスト前の高校1、2年生なんかは、塾での夜食でパンかじっている間の5分、10分、その間も単語帳や教科書見ているみたいな生徒は比較的結果を出してきますよね。

ポイント④:通塾負担の少ない塾を選ぶ

「通塾時間がかかる」となると勉強時間が削られてしまい、その分両立が難しくなってしまいます。塾を選ぶ際、転塾を検討する際それを考えて塾選びをしてあげた方がいいでしょう。

今では、塾等の教育サービスでも様々な業種があります。集団指導、個別指導、映像指導、添削指導と様々です。

集団指導塾だと基本的に時間が決まっていますので、忙しすぎる生徒には向きません。その分、個別指導、映像指導は比較的自由にスケジュールを組むことができますので、忙しい人にはおすすめです。

究極、通信教育もいいでしょう。通信教育であれば家で受講できますので、通塾負担はありません。昔の通信教育だと添削を送り返すスタイルだけでしたが、今ではスマホやタブレット、パソコンを使ってサービスを受けることができます。今の通信教育は映像指導系のものであったり、添削と映像が組み合わされているものであったり様々です。

今では個別指導も自宅でできるようになっています。コロナ以降オンライン個別が急速に普及し、様々な会社が参入してきています。

以下では現役講師の私がおすすめする通信教育、オンライン個別を紹介していますので、ご活用ください。

この記事のまとめ

以上「塾と部活は両立できる?忙しい高校生でも両立を成功させるコツ」という内容について解説させて頂きました。

記事の内容をまとめると以下の通りです。

▼この記事のまとめ

  • 塾と部活を両立することは可能。
  • 両立するためのポイント
    • 部活も塾も絶対休まない
    • メリハリをつけた生活を送る
    • スキマ時間を有効活用する
    • 通塾負担の少ない塾を選ぶ

このほか当ブログでは、高校生活、大学受験に関する情報を多数掲載しています。あわせてご活用ください。

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