大学受験物理講師が解説『高校生は塾に行くべきか。通う3つのメリット』

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「周りが塾に行き始めた」「高校生は塾に行った方がいいのか」「大学受験を乗り切るためには塾に行かなくてはならないのか」と不安に思っている高校生、保護者の方もいるかと思います。

本記事ではそんな悩む持つ高校生、保護者に向けて、そもそもどうして塾に通うべきかのか、塾で得られるメリットを解説していきます。

筆者について

大学受験物理講師・ともくん

青森県出身。37歳。

経歴 東北大学物理学科→東北大学大学院理学研究科物理学専攻→公務員(教職ではない)→塾業界に転職。講師歴約10年(物理・数学)

歴代合格実績:旧帝大医学部、国公立大・私大医学部、東工大、旧帝大等多数

長い講師歴で数千人近くの生徒を送り出してきました。実際にいろいろな生徒と接する中で培った経験値を活かして、より多くの読者の皆様が将来の夢をかなえることができるようお手伝いできればと思っています。

目次

高校生は塾に行くべきか

結論を言うと必ずしも塾に行く必要はありません。

塾に通塾して成績を上げ、大学受験を成功させている生徒もいっぱいいますが、塾に通わずとも大学受験を成功させている生徒は多数います。

大学入試の問題は、教科書や市販の参考書、youtubeの授業動画等々で一通り学べます。進学校では、通常授業に加えて受験対策の講習もしてくれるところも多いです。

しかし、以下の場合、塾への通塾を考えてもいいかもしれません。

  • 学習習慣が身についていない人
  • 独学で勉強しているが、伸び悩んでいる人
  • 家で勉強が集中できない人

塾に通うことで、以上の点が改善し、成績が向上する可能性があります。

高校生が塾に行く3つのメリット

高校生が塾に通うメリットとしては、以下の3つのメリットがあります。

  • 学習習慣が身につく
  • 勉強効率が上がる
  • 学習環境が整う

メリット①:学習習慣が身につく

勉強が嫌いなんだと思いますが、半分くらいの生徒は家で全然勉強しないという生徒です。

塾に行くことで週に数回、強制的に勉強をする機会を作ることができるので勉強習慣を身に着けることができます。

塾によっては、生徒一人一人のスケジュール管理、学習管理までしてくれるところもありますので、自分で計画が立てられない生徒にはいいかもしれません。

メリット②:勉強効率が上がる

いい講師であれば、大学入試や参考書等様々なものを日々研究し自己研鑽しています。

授業を受ければ、普段の勉強でわからなかったことが理解できるようになったり、自己の学習では10時間かけて理解できることが1時間で理解できるようになったり、演習しなければならないポイントがつかめたりと、様々な面で勉強効率が上がることが見込めます。

また、できる人の思考を触れることにより、『どうしてその発想が生まれるのか』等少し高度な内容についても気付きを得られることができます。

ただ、どの塾でもいいわけではありません。世の中には小中学生をメインとしている塾も多数あり、高校生を専門としている塾・講師の学力が高い塾の方が望ましいでしょう。

以前、他の記事にも書きましたが、高校生指導・大学受験指導において必要なのは、

講師の学力 >> 講師の経験

です。最低限の学力がなければ教えることはできませんので、高校生を専門としているor講師の学力が高い塾の方がよりよいサービスを受けることが、可能かと思われます。

メリット③:学習環境が整う

塾には教室のほかに無料の自習室が備わっているところが多いです。塾が開室している間は自由に利用することができます。私が出講している塾・予備校では、自習室を使いたいという目的のため、通塾している生徒もいます。家だとTVやスマホゲーム等々で勉強に集中できない、勉強をさぼってしまうという生徒も多いようです。

また、いつでも質問できる環境を整えておきたいという生徒もいます。自学で勉強していると、わからないことは多々出会います。そのような場合、塾の講師に質問できた方が勉強効率が大きく改善できるかもしれません。志望校の赤本等を大量に解かなければならない時期になってくると、すべてを自分で裁くことが難しくなります。わからない問題を講師に質問することで、スムーズに解決できることは多いです。

また、塾に在籍していることで、受験期に英作文の添削や数学の解答の添削もお願いできる場合が多いので、そういう環境はとても役立ちます。

質問できる環境というのは、教務面以外の部分でもとても役立ちます。一番効果的なのは『メンタル』の部分です。大学受験勉強真っただ中であれば、模試が毎週のように返ってきて、並ぶ判定の悪さによってメンタル的にキツい時期(9月あたりから)があります。そこに信頼を寄せる講師・大人がいれば、勉強でのストレス解消できる部分はあります。

学力的には心配いらないのに、塾を辞めない生徒というのは一定数います。『大人の講師と話せること・大学生講師と話せること・心配な時に応援してくれる他人がいること』に一番の価値を置いている生徒というのは、意外に多いです。

高校生が塾に行く3つのデメリット

塾に行くというのはメリットばかりではありません。もちろん、デメリットもあります。デメリットとして、

  • 費用が高い
  • 通塾時間がかかる
  • 受け身に終始してしまうケースがある

というのがあげられます。

デメリット①:費用が高い

大学受験にもなると、それを専門としている、指導することができる講師というのは、数少なくなってきてしまいます。難関大学志望であればなおさらです。

講師の数が少ないと、当然講師にかかるお金も高くなってしまい、コストが高くついてしまうことも多いです。

大学生講師であればまだコストは抑えられますが、社会人プロ講師となると講師の生活もかかっているため、それなりのペイを払わなければ成り立ちません。

年間の指導料として、

集団指導個別指導
高校1・2年生40万~50万円50万~80万円
受験生50万~70万円60万~100万円

だいたいこのくらいのコストを考えなければなりません。

その費用に見合った成績向上ができるかは、『講師の質』×『生徒のやる気』が必要になります。

大学受験は、私大の受験、併願、模試、受験時のホテル代等、高校受験とは大違いの費用がかかります。それに加えて塾代と考えると、なかなかの出費となります。

デメリット②:通塾時間がかかる

高校の近く、家の近くに塾があればいいのですが、中学生向けの塾と違い、高校生向けの塾は街のメイン駅周辺に集中していることが多いので、郊外に住む人が通塾するには電車等を利用しても時間がかかってしまうかもしれません。

高校生は部活等で忙しいので、時間があまりない生徒にとっては、通塾の往復の30分、1時間がもったいなく感じてしまうかもしれません。

電車の中で英単語や社会党の暗記科目の勉強、スマホで映像授業を見るなど有効活用をしようと思えばできるはずですが、時間の使い方が上手な生徒さんはそんなに多くはありません。

デメリット③:受け身に終始してしまうケースがある

勉強は『自ら分析→意思決定→実践』のサイクルが出来上がっていると一番伸びやすいです。

しかし、塾では問題を自然と大量に与えられてしまうので、与えられた問題を解くだけで安心し、受け身の勉強になってしまう場合があります。塾に行っているだけで成績が上がることはほぼありません。どちらかというと塾の学習は、化学でいうところの触媒みたいなもの(それ自身は変化しないで化学反応を促進する物質)です。自学時間を確保しないと、学習効果は出てきません。

また、わからない問題があっても『なんでも塾の先生に聞けばいいや』と塾に甘えっぱなしになり、考えることを放棄し始める生徒もでてきてしまいます。経験豊富な講師であればそこに一線をひくことができますが、経験1、2年の大学生講師では、なかなかそういう加減は難しいのが現実です。

まとめ

必ずしも塾に行く必要はありません。

実際、塾に通わずとも、大学受験を成功している生徒は多数います。

塾に通塾するべきかどうか考える際には、まずは塾に行くメリット、デメリットを良く理解した上で決めることが大切です。

高校生が塾に通うメリットとしては、以下の3つのメリットがあります。

  • 学習習慣が身につく
  • 勉強効率が上がる
  • 学習環境が整う

それと同時にデメリットとして、

  • 費用が高い
  • 通塾時間がかかる
  • 受け身に終始してしまうケースがある

という側面もありますので、そこを検討の上、入塾を考えてみてください。

このほか当ブログでは、高校生活、大学受験に関する情報を多数掲載しています。あわせてご活用ください。

ご読了ありがとうございました。

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