興味のある大学のオープンキャンパスに行こう。時期、内容と参加するメリット

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志望大学を選ぶ際に「大学がどんなところか」「どういったことを学べるのか」を知るための貴重な機会ともなるのがオープンキャンパスです。

オープンキャンパスでは、大学施設の見学や、教員や先輩などの話を聞いたりすることができ、受験へのモチベーションをアップさせる絶好のチャンスとなります。

実際、見に行ってから、「この大学に行きたい!!!!」と決心し、目の色が変わったように勉強し始める生徒もたくさんいます。

本記事では、オープンキャンパスの内容やオープンキャンパスに参加するメリットについて解説して行きたいと思います。

筆者について

大学受験物理講師・ともくん

青森県出身。37歳。

経歴 東北大学物理学科→東北大学大学院理学研究科物理学専攻→公務員(教職ではない)→塾業界に転職。講師歴約10年(物理・数学)

歴代合格実績:旧帝大医学部、国公立大・私大医学部、東工大、旧帝大等多数

長い講師歴で数千人近くの生徒を送り出してきました。実際にいろいろな生徒と接する中で培った経験値を活かして、より多くの読者の皆様が将来の夢をかなえることができるようお手伝いできればと思っています。

目次

オープンキャンパス概要

オープンキャンパスとは、その大学に興味を持っている生徒や保護者を対象として、学校の施設を公開するイベントです。参加することで、学校の雰囲気や、志望校がどのようなところかを実際に確認することができます。ここでは、オープンキャンパスの開催時期と内容について解説していきたいと思います。

オープンキャンパスの開催時期

オープンキャンパスは、主に7月末から11月頃に開催されることが多いです。特に、夏休み中はいろいろな大学で開かれるので、夏休み中に3校、4校と大学をまわる生徒もたくさんいます。

コロナ以降、オープンキャンパスをオンラインで実施する大学も急激に増え、今では来校型とオンライン型を併用している大学多いです。オンラインの方はいつでも閲覧することができるので、忙しい高校生活の中でもスキマ時間にスマホやパソコン等で気軽に参加できます。
※事前に申し込みが必要となる大学もあります。

しかし、行っていろいろまわれた方が臨場感は増すので、やはり行けるのなら来校型のオープンキャンパスに参加することをおススメします。

オープンキャンパスの内容

オープンキャンパスの内容については大学によりけりという感じですので、一概には言えませんが、ここでは、代表的なオープンキャンパスの内容について紹介します。

  • キャンパスツアー
  • 学校説明会
  • 教員・在校生による個別相談
  • 模擬授業・実験

キャンパスツアー

普段入る機会がない大学の実際の様子を体験できることがオープンキャンパス最大のメリットです。在学生がガイド役をつとめる場合が多く、普段は部外者立ち入り禁止の施設を見学できることもあります。

実際授業が行われている教室や学食、実験室や実験設備等様々なものが見れるので、校舎の外観・設備などをじっくり見学することで、実際の大学生活をイメージすることができます。

学校説明会

大学がどのようなカリキュラムでどのような授業を行っているのか、大学の卒業生の就職状況など、大学についての様々な情報をしることができます。他大学と比較することで、よりよい志望校選びができるでしょう。

また、大学に入学する際の入試方法等も聞くことができます。とくに入試制度が複雑になりやすい私立大学では、実際の大学の説明を聞くことができるので入試制度をきちんと理解するチャンスとなります。

教員・在校生による個別相談

校内を見学して疑問に思ったことや、説明会を聞いて理解できなかった点等を、大学の教員や在校生に相談できるコーナーを設置していることが多いです。

オープンキャンパスや大学について等の質問の他、実際の大学生がいれば、その大学に入学するために高校時代どれくらい勉強したか、どのように勉強したか等いろいろな質問ができるのも魅力の一つです。

模擬授業・実験

大学で実際に行われている授業を高校生向けにアレンジし、30分から1時間程度に短縮ししたものを体験することができます。学校や学科の特徴を分かりやすく伝えるための趣向が凝らされた授業が多く、楽しく体験できます。大学にもよりますが、授業の他、大学の実験装置を用いた実験体験等バリエーションも様々ですので、参加してみることをおススメします。

オープンキャンパスに参加するメリット

オープンキャンパスに参加するメリットとしては、

  • 受験のモチベアップにつながる
  • 入学後のイメージができ、ミスマッチを防ぐことができる
  • 総合型選抜や推薦型選抜の面接の話題となる可能性がある

が上げられます。

メリット①:受験のモチベアップにつながる

オープンキャンパスへの参加が受験へのモチベーションを高めるきっかけになったという生徒は意外に結構います。志望大学が全然決まらなかった生徒も、オープンキャンパスの参加がきっかけで「この大学に行きたい!」となって、勉強し始める生徒も実際見てきました。実際にキャンパスを歩き、在校生の姿を見ることで、ぜひこの学校で学びたいという気持ちにつながるようです。

メリット②:入学後のイメージができ、ミスマッチを防ぐことができる

大学のウェブサイトやパンフレットの情報だけで大学を決めると、大学に入学後「周りに何もなく、大学生活がつまらない!!!」「人が多すぎて大学通うのがおっくう。。。」みたいに感じ「思ってたのと違う!!!」と後悔してしまう場合があります。最悪のケース、大学を休学・退学につながってしまうこともあるかもしれません。

オープンキャンパスでは、施設設備等だけでなく、大学の雰囲気や大学のまわりの環境等、ウェブサイトやパンフレットでは確認できないものも確認することができるので、志望校を決める前に一度は行ってみましょう。

メリット③:総合型選抜や推薦型選抜の面接の話題となる可能性がある

総合型選抜や推薦型選抜で面接が行われる場合、「オープンキャンパスに参加しましたか?」みたいに聞かれる可能性があります。オープンキャンパスの参加が合否を決めることはありませんが、単純に面接時に気まずい雰囲気になってしまうかもしれません。

オープンキャンパスに参加することでそこで感じたことを面接で話題にできるので、志望校の入試に面接がある場合、参加しておいた方がいいかも。

オープンキャンパスには何年生で行くべきか?

正直、高校3年生の夏に大量にオープンキャンパスに行くのはおススメしません。高校3年生の夏は、大学受験の天王山と言われています。ここで勉強を頑張らなければ、ライバルに大きく差を広げられてしまいます。ですので、特に遠方の生徒は、行けても1つや2つだと思っていた方がいいです。

そもそも志望校は3年生の頭には決めていない方が珍しいです。行くとしたら志望大学のオープンキャンパスくらいで何個も行く必要はありません。志望大学のオープンキャンパスはモチベアップにもつながるので、志望大学のオープンキャンパスは行った方がいいかも。

高校1・2年生の場合、志望校を絞り込んでいる最中だと思いますので、やはり、高校1・2年生のうちにいろいろな大学を見てみることをおススメします。最終的には、高校3年生の頭までに志望校を決定しなければなりませんので、それまでにいろいろ行っておいた方が志望校を決めやすくなると思います。

※学校の方で夏休みの宿題として「オープンキャンパスに参加・レポート」が課されることもあります。

興味のある大学のオープンキャンパスの日程を調べるには?

オープンキャンパスの日程を調べるためには、興味のある大学のHPに行けば日程や内容について調べることができます。

いろいろな大学のオープンキャンパスについて調べるには、スタディサプリ進路の「オープンキャンパスに行こう!」が便利ですので、こちらからどうぞ。

最後に

以上、夏休みの過ごし方という内容について解説させて頂きました。

記事の内容をまとめると以下の通りです。

▼この記事のまとめ

  • オープンキャンパスは主に夏休み中に開催される。
  • オープンキャンパスでは、『キャンパスツアー』『学校説明会』『教員・在校生による個別相談』『模擬授業・実験』等が体験できる
  • オープンキャンパスに参加するメリットは、『受験のモチベアップにつながる』『入学後のイメージができ、ミスマッチを防ぐことができる』『総合型選抜や推薦型選抜の面接の話題となる可能性がある』
  • 高3生になってからでは行けても1、2校。1、2年生のうちにいけるだけ行っておこう。

このほか当ブログでは、高校生活、大学受験に関する情報を多数掲載しています。あわせてご活用ください。

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